サヨナラ太脚!足のむくみの解消方法まとめ
上半身や二の腕はそうでもないのに、足が太い、足だけが太いとしたらむくみが関係しているかもしれません。
むくみがあるのなら、むくみの原因となる「何か」をやっているはず。何気なくやっていたそのクセがむくみを招くことはよくあります。むくみは正しい対処をすれば解消できるので、まずはその「何か」を探ってみましょう。
上半身に比べて下半身が太い人には、いくつかの共通点があります。
これらはすべて足が太くなる大きな原因です。当てはまるなら、生活習慣を見直してみましょう。
足が太い人によく見られる特徴の一つが「重心の傾き」です。自分では真っすぐに立ったり歩いたりしているつもりでも、遠くから立ち姿を見ると左右に傾いていたり、ゆがんでいることがあります。
ゆがみの原因は足の指先。立ったときに足の指先までがしっかりと床についていないと重心が傾き、ふくらはぎなどの筋肉によけいな負担がかかります。すると血液やリンパの循環が落ち、老廃物がたまりやすくなり、むくみが起こるというわけです。
立つときには足の指までしっかり床につくように心掛けてみてください。これまで足の指が床についていなかった人は、これだけで太ももやお尻の筋肉が引き締まるのを感じるはずです。
立ち方については、足の指が浮いていたり、左右のどちらかの足に知らず知らずのうちに負担をかけていることがあります。これらは傾きの原因になります。
座り方については、もっともよくないのが足を組むこと。確かに楽な姿勢ですが、ゆがみの元になります。血行も悪くなり、それがむくみを引き起こします。
歩き方についても、足の裏全体を地面につけなかったり、足を引きずるように歩くと体は歪んでしまいます。
体がゆがむと変な位置に筋肉がつき、循環が悪くなってむくみを招きます。ゆがみとむくみは大きな関係があり、ゆがみを矯正しないと「むくみやすい」体質はなかなか改善していきません。
同じ姿勢でいることが体に悪影響を及ぼすことは「エコノミークラス症候群」によって注目されました。長時間にわたって同じ姿勢でいることで足の血が流れにくくなり、静脈に血栓ができてしまう症状です。エコノミークラス症候群は命に関わる症状ですが、命に関わらないまでも座ったまま同じ姿勢を続けることで血流が悪くなることを物語っています。
立ちっぱなしもよくありません。人は歩いたり走ったりして足の筋肉を使うことで血液を循環させますが、立ちっぱなしでいると循環が悪くなり、老廃物がどんどん蓄積してしまうのです。
同じ姿勢を長時間続ける必要がある人は、定期的に足を動かす工夫をしてみてください。それだけで血液循環がよくなり、むくみにくくなるはずです。